おうちで焼肉を楽しみたいときに便利な、イワタニの「やきまる」シリーズ。
煙を抑えながら焼肉を楽しめることで人気がありますが、現在は「やきまるスリム」と「やきまるII」があり、
「新しいやきまるスリムは何が変わったの?」
「安いやきまるIIでも十分?」
「油はねやお手入れのしやすさはどちらが上?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
やきまるスリムとやきまるIIの大きな違いは、油はねガードの有無や水皿の形、本体のお手入れ方法です。
一方で、プレートの大きさや火力、煙を抑える基本的な仕組みには、大きな違いがありません。
先に結論をお伝えすると、次のように選ぶとわかりやすいです。
- 油はねやテーブル周りの掃除を減らしたい方には、やきまるスリム
- 本体価格やシンプルなお手入れを重視する方には、やきまるII
まずは、やきまるスリムとやきまるIIの現在の価格を確認してみてください。
この記事では、やきまるスリムとやきまるIIの違いをわかりやすく比較し、それぞれがどのような方におすすめなのかをご紹介します。
なお、販売店などで「やきまる3」と呼ばれることがありますが、正式な商品名は「やきまるスリム」です。
やきまるスリムとやきまるIIの違いを比較表でチェック

やきまるスリムとやきまるIIの主な違いを、一覧表にまとめました。
| 比較項目 | やきまるスリム | やきまるII |
|---|---|---|
| 型番 | CB-SLG-3 | CB-SLG-2 |
| 油はねガード | あり | なし |
| 水皿 | ガード付き水皿 | 通常の水皿 |
| 本体のお手入れ | ガードが油はねを軽減 | 本体上部などを拭き取りやすい |
| 本体サイズ | 幅約319×奥行約279×高さ約149mm | 幅約303×奥行約278×高さ約149mm |
| 重さ | 約1.9kg | 約2.0kg |
| プレート直径 | 約233mm | 約233mm |
| 最大発熱量 | 1.0kW | 1.0kW |
| 煙を抑える仕組み | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
| カラー | 落ち着いたチャコール系 | シルバーとブラック |
| おすすめの人 | 油はねや周囲の掃除を減らしたい人 | 価格やシンプルさを重視する人 |
やきまるスリムは、プレートの周囲を囲むガード付き水皿を採用しているのが大きな特徴です。
焼肉中の油はねを軽減し、テーブルや床に飛び散る油を減らしやすくなっています。
一方、やきまるIIには油はねガードがありません。
ただし、プレートの大きさや最大発熱量は共通しているため、肉を焼くための基本性能に大きな差があるわけではありません。
結論|やきまるスリムとやきまるIIはどっちがおすすめ?

どちらが合うかは、焼肉後の掃除をどこまで減らしたいかで考えると選びやすくなります。
やきまるスリムがおすすめの人
やきまるスリムは、次のような方におすすめです。
- 焼肉中の油はねをできるだけ減らしたい
- テーブルや床まで拭くのが面倒
- おうち焼肉をする回数が多い
- 新しいモデルを長く使いたい
- 落ち着いた色のグリルを選びたい
- やきまるIIからの買い替えを考えている
やきまるスリムの魅力は、焼肉そのものの性能が大きく上がったというより、焼肉後の片付けまで考えられたことです。
ガードを洗う手間は増えますが、テーブルや床に飛んだ油を広い範囲で拭く作業は減らしやすくなります。
焼肉をした翌日に床のベタつきが気になる方や、掃除の負担を少しでも軽くしたい方には、やきまるスリムが向いています。
やきまるIIがおすすめの人
やきまるIIは、次のような方におすすめです。
- できるだけ購入価格を抑えたい
- 油はねガードはなくても困らない
- 洗う部品を増やしたくない
- 年に数回しか焼肉をしない
- テーブルにシートを敷くなど、自分で油はね対策ができる
- プレートサイズや火力が同じなら旧モデルでも十分
やきまるIIは旧モデルですが、焼肉グリルとしての基本性能が大きく劣るわけではありません。
プレートの大きさや火力、煙を抑える仕組みはやきまるスリムとほぼ同じです。
油はね対策を自分でできる方や、使用頻度がそれほど高くない方なら、やきまるIIでも十分満足しやすいでしょう。
迷ったら価格差と油はね対策で選ぼう
どうしても迷う場合は、購入時の価格差を確認してみてください。
価格差が小さい場合は、油はねガードが付いた新しいモデルのやきまるスリムを選ぶと、購入後に後悔しにくいでしょう。
反対に、やきまるIIが大きく値下がりしている場合は、旧モデルを選ぶメリットもあります。
目安としては、
- 価格差が小さいなら、やきまるスリム
- 価格差が大きいなら、やきまるIIも候補
- 油はねが一番の悩みなら、やきまるスリム
- 洗う部品を増やしたくないなら、やきまるII
と考えると選びやすいです。
販売価格はショップや時期によって変わるため、送料やポイント還元も含めて比較しましょう。
やきまるスリムとやきまるIIの違いは7つ

ここからは、やきまるスリムとやきまるIIの違いを詳しく見ていきます。
主な違いは次の7つです。
- 油はねガード
- 水皿の形
- 安全に使うための構造
- 本体のお手入れ方法
- サイズと重さ
- カラーとデザイン
- 発売時期と価格
違い①やきまるスリムには油はねガードがある
もっとも大きな違いは、やきまるスリムに油はねガードが付いていることです。
やきまるスリムでは、プレートの外側を囲むようにガードが設置されています。
肉を焼いたときに横方向へ飛びやすい油を受け止め、テーブルや床への飛び散りを軽減する仕組みです。
ただし、油はねを完全に防げるわけではありません。
脂の多い肉を強火で一度にたくさん焼いた場合などは、ガードを越えて油が飛ぶ可能性があります。
それでも、ガードがないやきまるIIと比べると、掃除が必要な範囲を小さくしやすいのがメリットです。
特に、次のような場所で使う方には便利でしょう。
- ダイニングテーブルの近くに布製の椅子がある
- 床のベタつきが気になる
- 小さなテーブルで使う
- 焼肉をする回数が多い
- 後片付けに時間をかけたくない
「絶対に油が飛ばないもの」ではなく、飛び散る油を減らしてくれるものと考えておくと、購入後のイメージとずれにくくなります。
違い②水皿の形と水の入れ方が異なる
やきまるスリムは、油はねガードと水皿が組み合わされた新しい形を採用しています。
使用するときは、水皿の側面にあるラインを目安に水を入れます。
やきまるIIも、使用前に水皿へ水を入れる必要があります。
公式案内では、やきまるIIの水受皿には約230ccの水を入れて使用します。
水皿に水を入れるのは、プレートから落ちた脂を受け止め、発煙や加熱を抑えるためです。
どちらを使う場合も、水を入れ忘れたまま点火しないように注意しましょう。
また、長時間使う場合は水が減ることがあります。
使用途中で確認するときは、必ず火を止め、本体が安全な状態になってから行ってください。
違い③やきまるスリムは安全に使うための構造が見直された
やきまるスリムでは、油はね対策だけでなく、安全に使うための構造も見直されています。
新しいモデルだから何をしても安全という意味ではありませんが、部品の取り付けや加熱時の安全性に配慮された設計です。
ただし、カセットガス式の焼肉グリルは、使用中や使用直後に本体やプレートが高温になります。
小さなお子さんがいる家庭では、次の点にも注意しましょう。
- 使用中は子どもを近づけない
- ガードや本体に触れさせない
- カセットガスの取り付けを大人が確認する
- 使用後は十分に冷めるまで片付けない
- テーブルの端に置かない
油はねガードが付いていても、やけどを防ぐための柵ではありません。
安全装置だけに頼らず、置き場所や使い方にも気を配ることが大切です。
違い④本体のお手入れ方法が異なる
やきまるIIは、本体上部やボンベカバーにフッ素樹脂加工が施されており、付着した油汚れを拭き取りやすいのが特徴です。
初代やきまるからやきまるIIへ変わった際の、主な改良点のひとつでもあります。
一方、やきまるスリムは、油が本体や周囲に付く前に、ガードで飛び散りを抑える考え方です。
違いを簡単にまとめると、次のようになります。
- やきまるスリム:油が広い範囲に飛ぶのを抑える
- やきまるII:本体に付いた油を拭き取りやすくする
やきまるスリムはガードを洗う必要があるため、洗う部品だけを比べると、やきまるIIのほうがシンプルです。
ただし、テーブルや床まで含めて考えると、やきまるスリムのほうが後片付けを楽に感じる可能性があります。
「グリル本体だけを楽に洗いたいのか」「部屋全体の掃除を減らしたいのか」で選びましょう。
違い⑤本体サイズと重さが少し違う
やきまるスリムという名前から、やきまるIIよりも小さいと思う方もいるかもしれません。
しかし、実際にはやきまるスリムのほうが横幅は少し広くなっています。
| 商品 | 本体サイズ | 重さ |
|---|---|---|
| やきまるスリム | 幅約319×奥行約279×高さ約149mm | 約1.9kg |
| やきまるII | 幅約303×奥行約278×高さ約149mm | 約2.0kg |
横幅の差は約16mmです。
奥行きや高さはほぼ同じなので、食卓に置いたときの使い勝手に大きな差は出にくいでしょう。
重さはやきまるスリムのほうが約100g軽くなっていますが、こちらも持ち運びやすさが大きく変わるほどの差ではありません。
収納場所を考えるときは、「スリム」という名前だけで判断せず、幅約32cmの本体が入るかを確認しておくと安心です。
違い⑥カラーとデザインが異なる
やきまるスリムとやきまるIIでは、本体の色や見た目の印象も異なります。
やきまるスリムは、チャコール系の落ち着いたカラーです。
黒やグレーを中心としたキッチンや、木目調のダイニングテーブルにも合わせやすいでしょう。
一方、やきまるIIはシルバーとブラックを組み合わせた、明るく定番感のあるデザインです。
機能だけでなく、食卓に置いたときの雰囲気も大切にしたい方は、好みの色で選んでも問題ありません。
販売店によっては限定カラーが扱われる場合もあるため、購入時には商品写真と型番を確認しましょう。
違い⑦発売時期と販売価格が異なる
やきまるスリムは2025年3月に発売されたモデルで、やきまるIIは2021年に発売されたモデルです。
基本的には、新しいやきまるスリムのほうが価格は高くなりやすいでしょう。
ただし、旧モデルのやきまるIIも、在庫状況によって価格が上がる場合があります。
そのため、必ずしも「旧モデルだから安い」とは限りません。
比較するときは、表示価格だけでなく、次の項目も確認しましょう。
- 送料
- ポイント還元
- カセットガスの付属有無
- 保証の有無
- 新品か中古品か
- 型番が合っているか
価格差がほとんどない場合は、油はねガードが付いたやきまるスリムのほうが選びやすいでしょう。
プレートの大きさや火力はほぼ同じ

やきまるスリムは新しいモデルですが、焼肉をするための基本性能が大きく変わったわけではありません。
両モデルに共通している主なポイントは、次のとおりです。
- プレート直径は約233mm
- 最大発熱量は1.0kW
- カセットガスを使用
- 煙を抑える基本構造は共通
- 焼肉専用のグリル
公式情報でも、両モデルの最大発熱量は1.0kWと案内されています。
プレート直径はどちらも約233mm
やきまるスリムとやきまるIIは、どちらも直径約233mmの焼肉プレートを使用します。
そのため、一度に焼ける肉の量には、ほとんど差がありません。
新しいやきまるスリムを選んだからといって、焼ける量が増えるわけではない点には注意しましょう。
火力と焼き上がりにも大きな差はない
最大発熱量はどちらも同じです。
プレートの大きさや加熱方式も近いため、同じ肉を同じように焼いた場合、焼き上がりに大きな差は出にくいでしょう。
やきまるスリムの主な進化点は、火力アップではなく、油はねや使いやすさへの配慮です。
「新型なら肉が早く焼ける」「より高温で焼ける」と期待して買うと、思っていた違いを感じられない可能性があります。
煙を抑える基本的な仕組みも共通
やきまるシリーズは、プレートの温度を高くしすぎないことで、脂が煙になるのを抑える構造です。
さらに、肉から落ちた脂が炎へ直接落ちにくく、水皿へ流れるようになっています。
ただし、「スモークレス」という名前でも、煙がまったく出ないわけではありません。
プレートに焦げや汚れが残っていたり、脂の多い肉をたくさん焼いたりすると、煙が増えることがあります。
使用中は換気扇を回し、必要に応じて窓も開けましょう。
油はね・煙・においはどのくらい違う?

おうち焼肉で気になりやすいのが、油はね・煙・部屋に残るにおいです。
それぞれを分けて考えてみましょう。
油はねを抑えやすいのはやきまるスリム
油はねについては、ガードが付いたやきまるスリムのほうが対策しやすいです。
特に、プレートの横方向へ飛ぶ油を受け止めやすくなっています。
一方、やきまるIIを使う場合は、テーブルにシートや新聞紙などを敷いておくと、後片付けが楽になります。
ただし、燃えやすいものを本体の近くへ置かないよう、安全には十分注意してください。
煙の少なさには大きな差がない
煙を抑える基本構造は共通しているため、煙の少なさだけで選ぶ必要はありません。
どちらも一般的な焼き網で焼く場合より煙を抑えやすいものの、完全に無煙ではありません。
煙を増やさないためには、次の点も大切です。
- プレートをきれいな状態で使う
- 焦げ付いた食材を長時間残さない
- 脂の多い肉を一度に載せすぎない
- 火力を必要以上に強くしない
- 水皿へ正しく水を入れる
焼肉後のにおいはどちらも残りやすい
煙が少なくても、肉や脂のにおいまでなくなるわけではありません。
焼肉後のにおいが気になる場合は、次のような対策を取りましょう。
- 使用前から換気扇を回す
- 窓を2か所開けて空気を通す
- カーテンなどの布製品から離して使う
- 使用後もしばらく換気を続ける
- テーブルや床を早めに拭く
におい対策については、やきまるスリムとやきまるIIで大きな差はありません。
やきまるスリムとやきまるIIは何人で使える?

プレートの大きさが同じなので、使いやすい人数も基本的には同じです。
1人なら十分な広さ
1人焼肉であれば、どちらも十分な広さがあります。
好きな肉や野菜を少しずつ並べ、自分のペースで焼きやすいサイズです。
プレートが大きすぎないため、食卓の場所を取りにくいのもメリットでしょう。
2人ならゆっくり楽しみやすい
2人で使う場合も、焼けた肉を食べながら次の肉を載せる使い方なら、無理なく楽しめます。
夫婦やカップルでのおうち焼肉には、ちょうどよいサイズと感じやすいでしょう。
3~4人では焼くペースの調整が必要
3~4人でも使用できますが、一度にたくさんの肉を焼くには、少し小さく感じる可能性があります。
特に、食べ盛りの子どもがいる家庭では、焼き上がりを待つ時間が長くなるかもしれません。
家族で使う場合は、肉を詰め込みすぎず、何回かに分けて焼くことをおすすめします。
大人数なら大きめのホットプレートも候補
5人以上で囲む場合や、一度に多くの肉を焼きたい場合は、大きめのホットプレートのほうが使いやすいこともあります。
やきまるシリーズは、大人数向けというより、少人数でゆっくり焼肉を楽しみたい方に向いています。
お手入れしやすいのはどっち?

お手入れのしやすさは、単純に「洗う部品が少ないか」だけでは決められません。
グリル本体だけでなく、テーブルや床の掃除まで含めて考えることが大切です。
洗う部品を減らしたいならやきまるII
やきまるIIには油はねガードがないため、構造は比較的シンプルです。
使用後は、プレートや水皿などを取り外して洗い、本体に付いた汚れを拭き取ります。
本体上部などにフッ素樹脂加工が施されているため、油汚れを拭き取りやすいのも特徴です。
「テーブル周りは自分で対策するので、グリルの部品は少ないほうがよい」という方には、やきまるIIが向いています。
周囲の掃除を減らしたいならやきまるスリム
やきまるスリムは、ガード付き水皿も洗う必要があります。
洗う範囲だけを見ると、やきまるIIより手間が増えたように感じるかもしれません。
しかし、油はねガードによって、テーブルや床に飛び散る油を減らしやすくなります。
焼肉後に、
- テーブルを何度も拭く
- 床のベタつきを掃除する
- 近くの家具を拭く
といった作業が負担になっていた方には、やきまるスリムのほうが楽に感じられるでしょう。
後片付け全体で選ぶのがおすすめ
お手入れの違いをまとめると、次のとおりです。
- 本体の部品を少なくしたい:やきまるII
- 周囲まで含めた掃除を減らしたい:やきまるスリム
どちらが楽かは、普段どの作業を面倒に感じているかによって変わります。
やきまるスリムの口コミからわかるメリット・注意点
やきまるスリムについては、油はねガードを評価する声がある一方、ガードのお手入れや本体サイズを気にする声も見られます。
やきまるスリムの気になる口コミ
やきまるスリムの気になるところとして口コミで挙げられていたのは、主に次の点です。
- ガードも洗う必要がある
- 名前ほど本体が小さくない
- やきまるIIより価格が高い
- 油はねを完全には防げない
特に注意したいのは、「スリム」という名称です。
本体の横幅はやきまるIIより少し広いため、省スペースモデルだと思って購入すると、イメージと違う可能性があります。
また、ガードは汚れを受け止める部品なので、使用後には洗う必要があります。
やきまるスリムの良い口コミ
やきまるスリムのレビューで評価されていたポイントは、次のとおりです。
- テーブル周辺への油はねを抑えやすい
- 焼肉後の掃除が楽になった
- 落ち着いた色がおしゃれ
- 新しいモデルを選べる安心感がある
やきまるスリムは、洗う部品の少なさよりも、焼肉後の掃除範囲を減らしたい方に好まれやすいモデルです。
やきまるIIの口コミからわかるメリット・注意点
やきまるIIは長く販売されているモデルで、手軽におうち焼肉を楽しめる点が評価されています。
やきまるIIの気になる口コミ
やきまるIIの気になるところとして口コミで挙げられていたのは、主に次の点です。
- テーブル周辺へ油が飛びやすい
- 煙がまったく出ないわけではない
- 焼肉後のにおいは残る
- 旧モデルでも価格が高いことがある
油はねガードがないため、テーブルや床の汚れが気になる場合は、あらかじめ対策しておく必要があります。
やきまるIIの良い口コミ
やきまるスリムのレビューで評価されていたポイントは、次のとおりです。
- 自宅で手軽に焼肉を楽しめる
- 一般的な焼き網より煙を抑えやすい
- 構造がシンプル
- 本体の汚れを拭き取りやすい
- 新型より安く購入できることがある
油はね対策を自分でできる方にとっては、価格と使いやすさのバランスがよいモデルです。
家族構成や使い方に合わせて選ぶならどっち?

ここでは、暮らし方別におすすめを見ていきます。
一人暮らしなら価格と掃除のしやすさで選ぶ
一人暮らしで年に数回しか使わない場合は、価格が安ければやきまるIIでも十分です。
一方、部屋がコンパクトで、ベッドやカーテン、家具との距離が近い場合は、油はねを軽減できるやきまるスリムが安心です。
夫婦や2人暮らしならどちらも使いやすい
2人暮らしでは、プレートの大きさに不足を感じにくいため、油はね対策と価格で選べます。
おうち焼肉をよくするならやきまるスリム、たまにしか使わないならやきまるIIが候補です。
子どもがいる家庭ならやきまるスリムが選びやすい
小さな子どもがいる家庭では、油はねや安全に配慮された新しい構造を持つ、やきまるスリムが選びやすいでしょう。
ただし、油はねガードも含めて本体は高温になります。
ガードがあるから触っても安全というわけではないため、子どもの手が届かない場所に置いてください。
賃貸住宅なら油はね対策を重視
賃貸住宅では、床や壁、備え付けの家具をできるだけ汚したくないものです。
周囲への油の飛び散りを減らしやすい、やきまるスリムが向いています。
ただし、ガードがあっても完全には防げないため、使用後は周囲の汚れを確認しましょう。
年に数回しか使わないならやきまるIIも十分
お正月や家族が集まる日など、年に数回だけ使う場合は、やきまるIIでも十分でしょう。
使用頻度が低い場合は、油はねガードのために大きな価格差を支払う必要性は低くなります。
頻繁におうち焼肉をするならやきまるスリム
月に何度も焼肉をするなら、1回ごとの掃除時間が少し短くなるだけでも、年間では大きな違いになります。
焼肉後の床掃除やテーブル拭きを負担に感じている方には、やきまるスリムがおすすめです。
ご家庭での使い方に合うモデルが決まったら、販売価格やポイント還元も確認してみてください。
やきまるIIからスリムへ買い替える必要はある?

すでにやきまるIIを持っている場合、必ず買い替えなければならないわけではありません。
プレートサイズや火力、煙を抑える基本構造には、大きな違いがないためです。
買い替えを検討してもよい人
次のような方は、やきまるスリムへの買い替えを検討してもよいでしょう。
- 油はねが大きな不満になっている
- 焼肉後の床掃除が負担
- 使用頻度が高い
- 本体やプレートが古くなっている
- 新しい安全構造を重視したい
- 落ち着いたデザインへ変えたい
特に、油はねのせいで自宅で焼肉をする回数が減っている場合は、買い替えるメリットを感じやすいでしょう。
そのまま使い続けてもよい人
次のような方は、やきまるIIをそのまま使い続けても問題ありません。
- 焼き上がりに満足している
- 油はね対策ができている
- 年に数回しか使わない
- 本体やプレートに問題がない
- 火力や焼ける量の向上を期待している
やきまるスリムに替えても、火力が強くなったり、一度に焼ける肉の量が増えたりするわけではありません。
油はねに困っていなければ、急いで買い替える必要はないでしょう。
初代やきまる・やきまるII・スリムの違いを簡単に紹介
やきまるシリーズには、主に次の3モデルがあります。
| モデル | 型番 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 初代やきまる | CB-SLG-1 | シリーズの基本となる初代モデル |
| やきまるII | CB-SLG-2 | 本体上部などを拭き取りやすく改良 |
| やきまるスリム | CB-SLG-3 | ガード付き水皿で油はねを軽減 |
初代やきまるとやきまるIIでは、サイズや火力、プレートサイズなどの基本性能はほぼ同じです。
やきまるIIでは、本体上部やボンベカバーにフッ素樹脂加工が施され、お手入れしやすくなりました。
一方、やきまるスリムでは油はねガードが追加され、グリル本体だけでなく、テーブル周りの掃除にも配慮されています。
初代やきまるとやきまるIIの細かな違いについては、関連記事で詳しくご紹介しています。

初代とIIで迷っている方は、こちらもあわせてご覧ください。
一般的なカセットコンロやホットプレートとの違い
やきまるシリーズは、一般的なカセットコンロとは少し役割が異なります。
一般的なカセットコンロとの違い
一般的なカセットコンロは、鍋やフライパンを載せて、さまざまな料理に使えます。
一方、やきまるシリーズは、焼肉を楽しむための専用グリルです。
肉から落ちた脂が炎へ直接触れにくく、プレートの温度が上がりすぎないようにすることで、煙を抑えています。
鍋料理などへの使い回しには向きませんが、室内で手軽に焼肉をしたい方には便利です。
電気式ホットプレートとの違い
電気式ホットプレートは、プレート面が広く、家族でお好み焼きや焼きそばなどを作りやすいのが特徴です。
やきまるはカセットガス式なので、コンセントがない場所でも使えます。
ただし、安全上使用できない場所もあるため、屋内外を問わず取扱説明書に従ってください。
違いを簡単にまとめると、次のとおりです。
- 少人数で焼肉を楽しみたい:やきまる
- 大人数で一度にたくさん焼きたい:大きめのホットプレート
- 鍋やさまざまな料理にも使いたい:一般的なカセットコンロ
- コンセントの位置を気にせず使いたい:やきまる
替えプレートやカセットガスは購入できる?
長く使うためには、交換部品や使用するカセットガスも確認しておきましょう。
焼肉プレートは交換できる
やきまるシリーズの焼肉プレートは、部品として購入できます。
公式の部品案内では、やきまるスリムの焼き肉プレートとして「CB-SLG-1-P」が案内されています。
プレートのフッ素加工が剥がれたり、焦げ付きが取れにくくなったりした場合は、本体ごと買い替えずにプレートだけ交換できる可能性があります。
購入時には、必ず使用中の本体型番と適合するかを確認してください。
指定されたカセットガスを使用する
やきまるスリムとやきまるIIは、どちらもイワタニカセットガスを使用します。
本体を購入しても、カセットガスが付属していない場合があります。
届いてすぐ使いたい方は、商品ページのセット内容を確認し、必要に応じてカセットガスも用意しておきましょう。
たこ焼きプレートや鍋には使わない
やきまるは焼肉専用グリルです。
一般的なカセットコンロ用のアクセサリープレートや鍋を、自由に載せて使う機種ではありません。
イワタニのアクセサリープレート適合表でも、やきまるシリーズは通常のカセットこんろ用プレートとは扱いが異なります。
別のプレートを使いたい場合は、自己判断で載せず、公式の適合情報を確認しましょう。
購入前に確認しておきたい注意点

やきまるスリムとやきまるIIを購入する前に、次の点も確認しておきましょう。
煙やにおいが完全になくなるわけではない
やきまるは、煙を少なく抑える焼肉グリルです。
煙を完全に出さない機械ではありません。
プレートの汚れや食材の脂、焼き方によっては煙が出るため、室内では必ず換気を行いましょう。
油はねガードでも油を完全には防げない
やきまるスリムのガードは、油はねを軽減するためのものです。
油はねを完全になくすものではないため、必要に応じて周囲にも対策を行いましょう。
閉め切った場所では使用しない
カセットガス式の機器は、テント内や車内など、閉め切った場所で使用すると危険です。
一酸化炭素中毒や火災につながるおそれがあるため、必ずメーカーの注意事項を守って使用してください。
収納場所のサイズを測っておく
やきまるスリムは、名前に「スリム」と付いていますが、やきまるIIより横幅が少し広いモデルです。
収納棚や引き出しに入れたい場合は、購入前にサイズを測っておきましょう。
商品名だけでなく型番も確認する
やきまるシリーズは見た目や名前が似ています。
購入時は、次の型番を確認してください。
- やきまるスリム:CB-SLG-3
- やきまるII:CB-SLG-2
- 初代やきまる:CB-SLG-1
ネット通販では、旧型や中古品、セット商品が一緒に表示されることがあります。
型番まで確認すると、購入間違いを防ぎやすくなります。
やきまるスリムとやきまるIIのよくある質問
- やきまるスリムは「やきまる3」のこと?
-
販売店や利用者の間で「やきまる3」と呼ばれることがありますが、正式な商品名は「やきまるスリム」です。
型番はCB-SLG-3です。
購入時は、「やきまる3」という呼び方だけでなく、正式名と型番を確認しましょう。
- やきまるスリムのほうが小さい?
-
いいえ。
やきまるスリムの横幅は約319mmで、やきまるIIの約303mmより少し広くなっています。
奥行きはほぼ同じ、本体自体の高さはやきまるスリムのほうが低いですが、プレート部分の高さを含めると変わりません。
- やきまるスリムのほうが煙は少ない?
-
煙を抑える基本的な仕組みはほぼ同じです。
やきまるスリムの主な違いは油はねガードなので、煙の少なさだけを理由に買い替える必要性は高くありません。
- 油はねガードだけを後付けできる?
-
やきまるスリムのガード付き水皿は、本体に合わせて設計された部品です。
やきまるIIへ自己判断で取り付けるのは避け、メーカーが正式に案内している適合情報に従ってください。
- 替えプレートは購入できる?
-
はい。
純正の焼肉プレートが部品として販売されています。
ただし、購入する際は、本体の型番に適合しているかを必ず確認しましょう。
- 食洗機で洗える?
-
食洗機に対応しているかは、部品やモデルによって確認が必要です。
フッ素樹脂加工を傷める可能性もあるため、取扱説明書で明確に認められていない場合は、やわらかいスポンジを使って手洗いするのが安心です。
- 焼肉以外にも使える?
-
野菜や魚介類など、焼肉プレートで調理できる食材には使えます。
ただし、鍋料理やたこ焼きなど、別の用途に自由に使える一般的なカセットコンロではありません。
まとめ|油はね対策ならスリム、価格重視ならやきまるII
やきまるスリムとやきまるIIの違いをご紹介しました。
主な違いをもう一度まとめます。
- やきまるスリムには油はねガードがある
- スリムはテーブルや床への油の飛び散りを減らしやすい
- やきまるIIは構造がシンプル
- やきまるIIは本体上部などの汚れを拭き取りやすい
- プレートサイズと最大発熱量はほぼ同じ
- 煙を抑える基本構造にも大きな差はない
- スリムという名前でも、IIより横幅は少し広い
- 価格差はショップや時期によって変わる
どちらを選ぶか迷ったときは、次のように考えてみてください。
油はねやテーブル周りの掃除を減らしたい方には、やきまるスリムがおすすめです。
一方で、
購入価格を抑えたい方や、洗う部品を増やしたくない方には、やきまるIIが向いています。
焼ける量や火力には大きな差がないため、新しいモデルだからという理由だけで選ぶ必要はありません。
普段のおうち焼肉で何を一番負担に感じているかを考えると、自分に合った一台を選びやすくなります。
