東芝の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」のER-D5000CとER-D3000C。
どちらも30Lの大容量タイプで、パンやお菓子を一度に焼ける2段オーブンに対応しています。
型番も見た目もよく似ているため、
「ER-D5000CとER-D3000Cは何が違うの?」
「価格が高いER-D5000Cを選んだほうがいい?」
「パンやお菓子作りにはどっちがおすすめ?」
と迷ってしまいますよね。
ER-D5000CとER-D3000Cの大きな違いは、オーブンの最高温度、予熱時間、あたためセンサー、蒸し調理、付属品、自動メニュー数、価格などです。
簡単にまとめると、
ER-D5000Cがおすすめなのは、パンやピザを高温で焼きたい方や、あたため・解凍機能にもこだわりたい方。
ER-D3000Cがおすすめなのは、30L・2段調理などの基本性能は欲しいけれど、価格はなるべく抑えたい方です。
ER-D5000Cは最高350℃、ER-D3000Cは最高300℃に対応しています。ただし、どちらも最高温度で運転できるのは約5分で、その後は自動的に230℃へ切り替わります。
それでは、ER-D5000CとER-D3000Cの違いを詳しく見ていきましょう。
ER-D5000CとER-D3000Cの違いを一覧表で比較

ER-D5000CとER-D3000Cの主な違いをまとめました。
| 比較項目 | ER-D5000C | ER-D3000C |
|---|---|---|
| 最高オーブン温度 | 350℃ | 300℃ |
| 200℃までの予熱時間 | 約5分 | 約8分 |
| センサー | ファインeyeセンサー | ワイド赤外線センサー(8眼) |
| 主なあたため機能 | すごラクあたため | ごはん・おかず・2品あたため |
| 主な解凍機能 | すばラク解凍・すごうま解凍など | お急ぎ解凍・スチーム全解凍など |
| 蒸し調理 | お手軽蒸し・低温蒸し | 茶わん蒸し・プリン向け |
| 深皿調理 | 対応 | 非対応 |
| 付属品 | 深皿・角皿2枚・焼網 | 角皿2枚 |
| 総レシピ数 | 324 | 201 |
| 自動メニュー数 | 136※ | 122 |
| トースト2枚 | 約5分30秒 | 約7分20秒 |
| 本体質量 | 約23kg | 約22kg |
| 年間消費電力量 | 72.0kWh/年 | 73.5kWh/年 |
| 価格 | 高め | 比較的安い |
※ER-D5000Cの自動メニュー数は、公式の機能一覧では136、製品概要ページでは126と表記されています。資料によって数字が異なるため、購入時には最新の製品ページや取扱説明書もご確認ください。
こうして比べると、ER-D5000Cはオーブン性能だけでなく、毎日のあたためや解凍、蒸し料理なども充実していることが分かります。
一方、ER-D3000Cも30L・2段調理・最高300℃に対応しており、一般的なオーブン料理やお菓子作りには十分使いやすいモデルです。
それぞれの違いを、もう少し詳しく見ていきましょう。
違い①最高オーブン温度は350℃と300℃
ER-D5000Cは最高350℃、ER-D3000Cは最高300℃に対応しています。
50℃の差があるため、
「高い温度で焼けるER-D5000Cのほうが、何でもおいしく作れるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
350℃の高温は、ピザやハード系のパンなどを短時間で一気に焼き上げたいときに役立ちます。
表面を香ばしく焼きながら、内側の水分を残したい料理にも向いています。
ただし、350℃で運転できるのは約5分で、その後は230℃に切り替わります。ER-D3000Cの300℃も約5分で、その後は230℃になります。
そのため、普段作るものが、
- クッキー
- スポンジケーキ
- シフォンケーキ
- グラタン
- ロースト料理
- 一般的な食パンや菓子パン
などであれば、ER-D3000Cの最高300℃でも十分対応しやすいでしょう。
本格的なパンやピザ作りを楽しみたいならER-D5000C、普段のお菓子やオーブン料理が中心ならER-D3000Cでも候補になります。
違い②ER-D5000Cのほうが予熱時間が短い
200℃までの予熱時間は、ER-D5000Cが約5分、ER-D3000Cが約8分です。
差は約3分なので、たまにオーブンを使う程度であれば、それほど大きな違いには感じないかもしれません。
しかし、
- パンやお菓子をよく焼く
- 平日の夕食にもオーブンを使う
- 続けて何品も調理する
- 予熱を待つ時間を少しでも減らしたい
という方には、ER-D5000Cの短い予熱時間が便利です。
オーブンを週に何度も使う場合、毎回の3分は意外と積み重なります。
一方で、月に数回程度しか使わないなら、予熱時間だけを理由にER-D5000Cを選ばなくてもよいでしょう。
違い③あたためセンサーの性能
ER-D5000Cには「ファインeyeセンサー」、ER-D3000Cには「ワイド赤外線センサー(8眼)」が搭載されています。
センサーは、食品の位置や温度などを見ながら、加熱時間を調節するための機能です。
ER-D5000Cのファインeyeセンサーは、あたためや解凍をより細かくサポートする上位のセンサーです。
「すごラクあたため」にも対応し、ごはん・おかず・2品を自動で見分けてあたためます。
ER-D3000Cにも、ごはん・おかずの自動あたためや、種類や温度の違う2品を同時に温める機能があります。
そのため、ER-D3000Cではきれいに温められないというわけではありません。
- 冷凍食品をよく食べる
- おかずとごはんを一緒に温めたい
- 加熱ムラをできるだけ抑えたい
- 解凍の仕上がりにもこだわりたい
という方はER-D5000Cが向いています。
普段はごはんやおかずを一品ずつ温めることが多いなら、ER-D3000Cでも十分使いやすいでしょう。
違い④あたため・解凍機能
ER-D5000Cは、すごラクあたために加えて、「すばラク解凍」「すごうま解凍」「さしみ・半解凍」などに対応しています。
ER-D3000Cは、「お急ぎ解凍」「スチーム全解凍」「さしみ・半解凍」に対応しています。
どちらも少量50gからの解凍に対応していますが、機能の内容やセンサーは異なります。
ひき肉や薄切り肉を冷凍保存することが多い方、食材を必要な分だけ解凍したい方には、ER-D5000Cの解凍機能が役立ちそうです。
一方、基本的な全解凍や半解凍ができればよい場合は、ER-D3000Cでも大きく困りにくいでしょう。
オーブンレンジは「焼く機能」に目が向きやすいですが、実際には毎日のあたためや解凍のほうが使用回数は多くなりがちです。
購入前には、オーブンを使う頻度だけでなく、冷凍保存をどれくらい活用しているかも考えてみてくださいね。
違い⑤ER-D5000Cは蒸し料理の幅が広い
ER-D5000Cは、100℃のお手軽蒸しと、35~95℃の低温蒸しに対応しています。
ER-D3000Cの蒸し調理は、茶わん蒸しやプリン向けです。
ER-D5000Cなら、
- 蒸し野菜
- 手作り肉まん
- 低温で加熱する肉料理
- 卵料理
- 茶わん蒸し
- プリン
など、蒸気を使った料理の幅を広げやすくなります。
「油を控えた料理を作りたい」
「せいろを出すのは面倒」
「オーブンレンジで蒸し料理も作りたい」
という方には、ER-D5000Cが向いています。
反対に、蒸し料理をほとんど作らない方や、茶わん蒸しやプリンが作れれば十分という方は、ER-D3000Cでもよいでしょう。
違い⑥ER-D5000Cには深皿と焼網が付属する
ER-D5000Cには、深皿1枚、角皿2枚、焼網が付属します。
ER-D3000Cに付属するのは、角皿2枚です。
ER-D5000Cの深皿は深さ約5cmあり、煮込み料理や、汁気のあるオーブン料理にも活用できます。
深皿があると、
- 煮込みハンバーグ
- グラタン
- パエリア
- 焼きカレー
- 肉や野菜のオーブン料理
など、調理の幅を広げやすくなります。
ただし、深皿は便利な反面、収納場所も必要です。
キッチンの収納が少ない場合や、すでにオーブン対応の耐熱容器を持っている場合は、深皿が必須とは限りません。
付属品の多さだけでなく、実際に使うか、収納できるかまで考えて選ぶのがおすすめです。
違い⑦ER-D5000Cのほうがレシピと自動メニューが多い
総レシピ数は、ER-D5000Cが324、ER-D3000Cが201です。
自動メニュー数は、ER-D5000Cの機能一覧では136、ER-D3000Cは122と記載されています。
ER-D5000Cは、深皿煮込みや2段同時調理、おまかせレンジ調理など、調理を機械に任せやすいメニューが充実しています。
食材を用意してコースを選ぶだけで、出力や加熱時間を細かく設定せずに調理できるメニューもあります。
「献立を考えるのが苦手」
「新しい料理に挑戦したい」
「温度や時間の設定をできるだけ任せたい」
という方には、ER-D5000Cが使いやすいでしょう。
一方で、自動メニューが多くても、実際に使うメニューは限られることがあります。
「よく作る料理は決まっている」
「レシピを見ながら手動で設定することに抵抗がない」
という方なら、ER-D3000Cでも十分です。
違い⑧トーストの焼き時間
6枚切りの食パン2枚を焼く目安時間は、ER-D5000Cが約5分30秒、ER-D3000Cが約7分20秒です。
どちらも途中で食パンを裏返す必要があります。
ER-D5000Cのほうが約1分50秒早く焼けます。
毎朝トーストを焼く方には、少しでも短いER-D5000Cが便利そうです。
ただし、どちらもトースターのように入れたまま両面を焼けるわけではありません。
トーストを頻繁に食べる場合は、オーブンレンジとは別にトースターを置いたほうが使いやすいこともあります。
「トースターを処分して1台にまとめたい」という方は、焼き時間だけでなく、途中で裏返す手間も確認しておきましょう。
違い⑨ER-D3000Cのほうが価格を抑えやすい
ER-D5000Cは、ER-D3000Cより上位に位置するモデルです。
そのため、一般的にはER-D5000Cのほうが高く、ER-D3000Cのほうが購入価格を抑えやすくなります。
ただし、販売価格はショップや時期によって変わります。
発売直後は価格差が大きくても、セールや値下がりによって差が縮まることもあります。
購入時には楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの価格を確認してみてください。
価格だけでなく、
- 350℃の高温オーブンを使うか
- 予熱時間の短さを重視するか
- 高性能センサーが必要か
- 蒸し料理を作るか
- 深皿を活用するか
を考えると、自分に合う機種を選びやすくなります。
ER-D5000CとER-D3000Cはどっちがおすすめ?

ここまで違いを見てきましたが、
「結局、わが家にはどっちが合うの?」
と迷っている方もいると思います。
それぞれおすすめな人をまとめました。
ER-D5000Cがおすすめな人
ER-D5000Cは、次のような方におすすめです。
- パンやピザを高温で焼きたい
- オーブンを頻繁に使う
- 予熱時間をなるべく短くしたい
- あたためや解凍の仕上がりにもこだわりたい
- 蒸し料理を作りたい
- 深皿調理を活用したい
- 自動メニューをたくさん使いたい
- 価格より機能を重視したい
ER-D5000Cは、最高350℃のオーブンだけでなく、あたため・解凍・蒸し調理など、普段使いの機能も充実しています。
「せっかく高機能なオーブンレンジを買うなら、料理に幅広く活用したい」という方に向いています。
パンやお菓子作りだけでなく、平日の夕食作りにも活用したい方は、ER-D5000Cのほうが満足しやすいでしょう。
ER-D3000Cがおすすめな人
ER-D3000Cは、次のような方におすすめです。
- 最高300℃まで使えれば十分
- パンやお菓子作りはときどき楽しむ程度
- 30Lの広い庫内が欲しい
- 2段オーブンを使いたい
- 基本的なあたため・解凍ができればよい
- 蒸し料理や深皿調理はあまり使わない
- 購入価格を抑えたい
- 機能が多すぎないモデルを選びたい
ER-D3000Cは、ER-D5000Cより機能を抑えたモデルですが、オーブンレンジとしての基本性能はしっかりしています。
最高300℃、熱風コンベクション、2段調理に対応しているため、一般的なパンやお菓子作りにも活用できます。
「上位モデルの機能をすべて使いこなせるか不安」という方には、ER-D3000Cのほうが選びやすいでしょう。
迷ったら使う頻度で選ぼう
どちらにするか迷ったら、オーブンや付加機能を使う頻度で考えるのがおすすめです。
週に何度もパン・お菓子・オーブン料理を作るなら、ER-D5000C。
普段はあたためが中心で、休日にときどきオーブンを使うなら、ER-D3000C。
この選び方なら、必要のない機能にお金をかけすぎたり、購入後に性能不足を感じたりする可能性を減らせます。
ER-D5000CとER-D3000Cの価格差が小さくなっている場合は、上位機能を備えたER-D5000Cを選ぶのもよいでしょう。
ER-D5000CとER-D3000Cの共通点

ER-D5000CとER-D3000Cには違いがある一方、共通している機能もたくさんあります。
どちらを選んでも使える主な機能を見ていきましょう。
30Lのワイド&フラット庫内
どちらも庫内容量は30Lです。
庫内は底面が平らなワイド&フラットタイプで、大きめのお皿や耐熱容器も入れやすくなっています。
家族分のおかずを温めたい方や、大きな型を使ってお菓子を焼きたい方にも使いやすい容量です。
ターンテーブルがないため、庫内の汚れも拭き取りやすく、容器の形を選びにくいのもうれしいですね。
熱風コンベクションの2段調理に対応
ER-D5000CとER-D3000Cは、どちらも熱風コンベクション方式の2段調理に対応しています。
庫内に熱風を循環させて焼くため、クッキーやパンなどを2段でまとめて調理できます。
一度にたくさん焼けるので、
- 家族分のパンをまとめて焼きたい
- お菓子を作って配りたい
- 作り置きをしたい
- 何度も焼く手間を減らしたい
という方に便利です。
最高温度には差がありますが、2段調理ができること自体は共通しています。
過熱水蒸気・ノンフライ調理に対応
どちらも過熱水蒸気調理とノンフライ調理に対応しています。
油を控えて揚げ物風に仕上げたり、蒸気を使いながら食材を加熱したりできます。
「揚げ物は好きだけれど、油の処理が面倒」
「できるだけ油を控えたい」
という方にも活用しやすい機能です。
ただし、蒸し調理の種類には差があるため、幅広い温度で蒸したい方はER-D5000Cを選びましょう。
奥行き39.9cmの薄型設計
ER-D5000CとER-D3000Cの外形寸法は、どちらも幅498×奥行399×高さ399mmです。
本体の奥行きは39.9cmで、30Lクラスとして奥行きを抑えた設計です。
キッチンボードから大きくはみ出しにくく、すっきり置きやすいのが魅力です。
ただし、ハンドルを含めた奥行きは、ER-D5000Cが44.8cm、ER-D3000Cが44.6cmと案内されています。
購入前には、キッチンボードの奥行きも測っておきましょう。
お手入れしやすい庫内
どちらも庫内に「とれちゃうコート」と呼ばれるセラミックコートを採用しています。
また、天井や四隅に丸みを持たせ、汚れを拭き取りやすい構造になっています。
手間なしお手入れコースにも対応しているため、スチームで汚れを浮かせてから掃除できます。
毎日のように使う家電だからこそ、お手入れしやすいのは助かりますね。
使い方別に選ぶならER-D5000CとER-D3000Cのどっち?

ここからは、実際の使い方に合わせて、どちらが向いているかを見ていきましょう。
パンやピザをよく焼くならER-D5000C
パンやピザを頻繁に作るなら、ER-D5000Cがおすすめです。
最高350℃の高温と、約5分という短い予熱時間を活かせます。ER-D3000Cの予熱時間は約8分です。
特に、
- ハード系パン
- 高温で焼くピザ
- 表面をパリッと仕上げたい料理
- オーブンを続けて使う調理
では、ER-D5000Cの性能を活かしやすいでしょう。
ただし、一般的な食パンや菓子パンであればER-D3000Cでも作れます。
頻度が少ない方は、300℃でも十分かを考えてみてください。
お菓子作りが中心ならER-D3000Cも十分
クッキー、ケーキ、マフィンなどのお菓子作りが中心なら、ER-D3000Cも十分候補になります。
多くの焼き菓子は300℃より低い温度で焼くため、350℃まで使わないことも珍しくありません。
どちらも熱風コンベクションと2段調理に対応しているので、クッキーなどをまとめて焼くこともできます。
自動メニューや予熱時間を重視するならER-D5000C、価格とのバランスを重視するならER-D3000Cが向いています。
毎日のあたためが中心なら使い方で選ぶ
普段のあたためが中心なら、どちらでも使えます。
ER-D3000Cにも、ごはん・おかずのあたためや、2品同時あたためが搭載されています。
ただし、
- 冷凍した食材をよく解凍する
- 冷凍食品を頻繁に食べる
- 加熱ムラをできるだけ抑えたい
- あたための設定をなるべく任せたい
という方は、ファインeyeセンサーを搭載したER-D5000Cが向いています。
ごはんやおかずを一品ずつ温める使い方が多いなら、ER-D3000Cでも十分でしょう。
作り置きや2段調理ならどちらでも使いやすい
ER-D5000CとER-D3000Cは、どちらも30L・2段調理に対応しています。
そのため、クッキーやパン、作り置きのおかずを一度にたくさん作りたい方には、どちらも使いやすいでしょう。
ER-D5000Cは2段同時調理に対応する自動メニューが充実しているため、機械に調理を任せたい方に向いています。
自分で温度や時間を設定できるなら、ER-D3000Cでも2段オーブンのメリットを活かせます。
蒸し料理を楽しみたいならER-D5000C
蒸し料理を作りたいなら、ER-D5000Cがおすすめです。
100℃のお手軽蒸しに加え、35~95℃の低温蒸しにも対応しています。
野菜、卵、肉料理、手作り肉まんなど、さまざまな料理に活用しやすくなります。
ER-D3000Cでも茶わん蒸しやプリンは作れますが、蒸し調理の幅はER-D5000Cほど広くありません。
料理初心者なら必要な機能で選ぼう
料理初心者の場合、「機能が多いER-D5000Cのほうが簡単そう」と感じるかもしれません。
自動メニューを積極的に使いたいなら、ER-D5000Cは心強いモデルです。
ただし、機能が多いほど、最初に覚える項目も増えます。
普段使うのが、
- あたため
- 解凍
- グラタン
- クッキー
- ときどきパン作り
くらいであれば、ER-D3000Cでも十分活用できます。
初心者だから上位モデルを選ぶべきというわけではありません。
「どんな料理を作りたいか」「自動メニューを使いたいか」で選ぶと失敗しにくいでしょう。
ER-D5000CとER-D3000Cのデメリットを比較
高機能なオーブンレンジですが、どちらにも購入前に確認しておきたい点があります。
ER-D5000Cの気になる点
ER-D5000Cの気になる点は、次のとおりです。
- ER-D3000Cより価格が高い
- 機能を使わないと割高に感じやすい
- 深皿や焼網の収納場所が必要
- 約23kgあり、簡単には移動できない
- 350℃で運転できるのは約5分
ER-D5000Cの魅力は、豊富な機能です。
しかし、普段はあたためしか使わない場合、性能を持て余す可能性があります。
購入前には、蒸し料理や深皿調理、自動メニューなどを実際に使うか考えてみましょう。
ER-D3000Cの気になる点
ER-D3000Cの気になる点は、次のとおりです。
- 最高温度が300℃
- ER-D5000Cより予熱に時間がかかる
- あたため・解凍機能が控えめ
- 蒸し料理の種類が少ない
- 深皿調理に対応していない
- トーストの焼き時間が長め
本格的なパン作りや、蒸し調理を幅広く楽しみたい方には、物足りなく感じる可能性があります。
一方で、一般的なオーブン料理やお菓子作りが中心なら、大きなデメリットにならないこともあります。
「ER-D5000Cより機能が少ない」ではなく、「自分に必要な機能は入っているか」で判断するのがおすすめです。
ER-D5000CとER-D3000Cのサイズと設置スペースを確認

ER-D5000CとER-D3000Cの外形寸法は共通です。
幅498×奥行399×高さ399mm
となっています。
見た目は比較的すっきりしていますが、30Lの大型モデルなので、購入前にきちんと測っておきましょう。
本体サイズと必要な設置スペース
どちらも左右と背面をぴったり設置できますが、上方には9cm以上の空間が必要です。
ただし、周囲に熱に弱い壁、家具、家電、コンセントがある場合は、記載以上のすき間が必要です。
後方がガラスの場合は、温度差で割れるおそれがあるため、20cm以上空けるよう案内されています。
扉を開けたときの奥行きも確認
本体の奥行きは39.9cmですが、ハンドルを含めると約44.6~44.8cmになります。
さらに、扉を手前に開けるスペースも必要です。
キッチンの通路が狭い場合は、
- 扉を開けたときに通れるか
- 引き出しや収納扉とぶつからないか
- 前に物を置かずに使えるか
も確認しておきましょう。
本体の重さと置き台の耐荷重
ER-D5000Cの質量は約23kg、ER-D3000Cは約22kgです。
一般的な小型電子レンジより重いため、置き台やキッチンボードの耐荷重も確認が必要です。
「サイズは置けるけれど、棚の耐荷重が足りなかった」とならないように注意してください。
搬入経路も確認しておこう
30Lのオーブンレンジは箱も大きくなります。
玄関から設置場所までの、
- ドアの幅
- 廊下
- 階段
- キッチンの入口
- キッチンカウンターの高さ
も確認しておくと安心です。
本体は20kgを超えるため、無理に1人で持ち上げず、家族に手伝ってもらうか、販売店の設置サービスを検討しましょう。
ER-D5000CとER-D3000Cはお手入れしやすい?
ER-D5000CとER-D3000Cは、どちらも庫内に「とれちゃうコート」を採用しています。
セラミックコートによって汚れがつきにくく、丸みのある天井や四隅も拭き取りやすい設計です。
また、スチームで庫内の汚れを浮かせる「手間なしお手入れコース」に対応しています。
ER-D5000Cは3分・5分・10分、ER-D3000Cは5分・10分・15分のコースを選べます。
オーブン料理や揚げ物のあたためでは、油や食材が庫内に飛び散ることがあります。
汚れを放置すると落としにくくなるため、使用後に庫内が冷めてから拭いておくのがおすすめです。
ER-D5000Cは付属品が多いので、角皿だけでなく深皿や焼網を洗う手間もあります。
付属品の多さは便利さにつながる一方、お手入れするものも増える点は覚えておきましょう。
ER-D5000CとER-D3000Cの価格を比較

ER-D5000Cは上位モデルのため、ER-D3000Cより価格が高くなる傾向があります。
ただし、オーブンレンジの価格は、発売時期や販売店、セールによって変わります。
ここで紹介する価格はあくまでも目安として、購入時に最新情報を確認するのがおすすめです。
ER-D5000Cの価格
ER-D5000Cは、最高350℃のオーブン、ファインeyeセンサー、幅広い蒸し調理、深皿などを備えています。
ショップによっても差がありますが、概ね9万5千円~と考えてよいでしょう。
オーブンだけでなく、あたため・解凍・自動調理まで幅広く使いたい方にとっては、価格に見合う機能を備えたモデルです。
ER-D3000Cの価格
ER-D3000Cは、最高温度やセンサーなどを抑えることで、ER-D5000Cより選びやすい価格になっています。
ショップによっても差がありますが、概ね8万数千円~と考えてよいでしょう。
30L・2段調理・300℃オーブンなど、基本性能は十分です。
「便利機能をすべて使う自信はないけれど、オーブン性能には妥協したくない」という方に向いています。
価格差を払ってER-D5000Cを選ぶ価値はある?
次の機能を使いたいなら、ER-D5000Cを選ぶ価値があります。
- 最高350℃のオーブン
- 約5分の予熱
- ファインeyeセンサー
- 充実した解凍機能
- お手軽蒸し・低温蒸し
- 深皿調理
- 豊富な自動メニュー
- 短めのトースト時間
反対に、
- 300℃まであれば十分
- オーブンを使うのは月に数回
- 蒸し料理は作らない
- 深皿は必要ない
- 基本的なあたためができればよい
という方は、ER-D3000Cのほうが価格とのバランスに満足しやすいでしょう。
購入時の価格差が小さければER-D5000C、差が大きければ本当に使う機能を確認してER-D3000Cを選ぶ、という考え方もおすすめです。
ER-D5000CとER-D3000Cのスペックを比較
主なスペックをまとめました。
| 項目 | ER-D5000C | ER-D3000C |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 30L | 30L |
| オーブン温度 | 100~300℃・350℃ | 100~250℃・300℃ |
| 加熱方式 | 熱風コンベクション・2段 | 熱風コンベクション・2段 |
| 深皿調理 | 対応 | 非対応 |
| 過熱水蒸気調理 | 100~250℃・300℃ | 100~250℃ |
| ノンフライ調理 | 対応 | 対応 |
| センサー | ファインeyeセンサー | ワイド赤外線センサー(8眼)・温度センサー |
| レンジ最高出力 | 1000W・最大5分 | 1000W・最大5分 |
| 総レシピ数 | 324 | 201 |
| 自動メニュー数 | 136※ | 122 |
| トースト2枚 | 約5分30秒 | 約7分20秒 |
| 外形寸法 | 幅498×奥行399×高さ399mm | 幅498×奥行399×高さ399mm |
| 質量 | 約23kg | 約22kg |
| 年間消費電力量 | 72.0kWh/年 | 73.5kWh/年 |
| 付属品 | 深皿1枚・角皿2枚・焼網 | 角皿2枚 |
| スマホ連携 | 非対応 | 非対応 |
※ER-D5000Cの自動メニュー数は公式資料内で表記が分かれています。
本体サイズは同じですが、重量はER-D5000Cのほうが約1kg重くなっています。
年間消費電力量はER-D5000Cが72.0kWh、ER-D3000Cが73.5kWhで、大きな差ではありません。
ER-D5000CとER-D3000Cについてよくある質問
最後に、2機種を比較するときに気になりやすいポイントをまとめます。
- ER-D5000CとER-D3000Cはどちらが上位モデル?
-
上位モデルはER-D5000Cです。
最高350℃のオーブン、ファインeyeセンサー、幅広い蒸し調理、深皿などを備えています。
ER-D3000Cは一部機能を抑えながら、30L・2段調理・最高300℃に対応したモデルです。
- 350℃と300℃では焼き上がりに差がある?
-
高温を必要とするパンやピザでは、350℃に対応するER-D5000Cのメリットを感じやすいでしょう。
一方、クッキー、ケーキ、グラタンなどは300℃より低い温度で調理することが多いため、ER-D3000Cでも対応できます。
何を作ることが多いかで選ぶのがおすすめです。
- ER-D3000Cでもパン作りはできる?
-
ER-D3000Cでもパン作りはできます。
最高300℃、熱風コンベクション、2段調理、発酵機能に対応しています。
高温で焼くパンや予熱時間にこだわるならER-D5000C、一般的なパン作りが中心ならER-D3000Cでも十分候補になります。
- 普段のあたためが中心ならどちらがおすすめ?
-
基本的なあたためが中心で価格を抑えたいなら、ER-D3000Cがおすすめです。
冷凍食品や解凍を頻繁に使い、仕上がりにもこだわりたいなら、ファインeyeセンサーを搭載したER-D5000Cが向いています。
- 電気代に違いはある?
-
年間消費電力量は、ER-D5000Cが72.0kWh、ER-D3000Cが73.5kWhです。
数値上の差は小さいため、電気代だけで選ぶ必要はあまりないでしょう。
実際の電気代は、オーブンやレンジを使う時間、回数、契約している電気料金によって変わります。
- トーストは途中で裏返す必要がある?
-
どちらも途中で裏返す必要があります。
ER-D5000Cは約4分、ER-D3000Cは約5分20秒で裏返し、合計の目安はそれぞれ約5分30秒、約7分20秒です。
毎朝トーストを焼く方は、専用トースターとの使い勝手も比較してみてください。
- スマートフォン連携には対応している?
-
ER-D5000CとER-D3000Cは、どちらもスマートフォン連携に対応していません。
本体の操作パネルからメニューや設定を選んで使用します。
スマホ連携を重視する場合は、同シリーズの対応モデルも検討するとよいでしょう。
ER-D5000CとER-D3000Cの違いまとめ
ER-D5000CとER-D3000Cの違いを比較しました。
主な違いは、次のとおりです。
- 最高温度はER-D5000Cが350℃、ER-D3000Cが300℃
- ER-D5000Cのほうが予熱時間が短い
- あたためセンサーの種類が異なる
- ER-D5000Cのほうが解凍機能が充実
- ER-D5000Cは幅広い蒸し調理に対応
- ER-D5000Cには深皿と焼網が付属
- ER-D5000Cのほうがレシピ・自動メニューが多い
- ER-D5000Cのほうがトーストを早く焼ける
- ER-D3000Cのほうが価格を抑えやすい
ER-D5000Cがおすすめなのは、パンやピザを本格的に焼きたい方や、あたため・解凍・蒸し調理まで幅広く活用したい方です。
一方、ER-D3000Cがおすすめなのは、30L・2段調理などの基本性能を確保しながら、購入価格を抑えたい方です。
どちらも熱風コンベクションの2段オーブンや、過熱水蒸気・ノンフライ調理に対応しています。
そのため、単純に「上位モデルのほうがよい」と考えるのではなく、
「週に何回オーブンを使う?」
「蒸し料理や深皿調理をする?」
「あたためや解凍にもこだわりたい?」
と、購入後の使い方を想像して選ぶことが大切です。
高温オーブンや充実した便利機能を活かしたいならER-D5000C。
必要な機能をしっかり備えた、価格とのバランスがよいモデルを選びたいならER-D3000C。
それぞれの特徴を比べながら、わが家にぴったりの一台を選んでみてくださいね。
